かかりつけ大工の株式会社 友建  | リフォーム事例を見る | キッチン大正ロマン漂う和テイストの家

【リフォームの概要】
名古屋中心部の築４０年のマンション
キッチンが奥まって暗くて狭く、リビングからキッチンが繋がる間取りに出来ないかと希望を頂きました。
その他の水回りのリフォームにも悩んでおられたものの、他のリフォーム会社に相談したがやれない事が多くて断念されていました。

弊社の調査の結果、キッチン位置の変更や他のリフォーム会社でできないといわれた事の多くが施工できることが判明。思い切って終の住まいとして全体的なリノベーションを行うことになりました。

和のテイストがお好きなご夫婦で、奥様の嫁入り道具の多くは花梨の木の朱色の家具が多く、その為、東農ひのきを用いた和テイストのお住まいをご提案しました。

コンセプトは
『大正ロマンの香りが漂う高級旅館の様なお部屋』
週末旅館で過ごすような落ち着きのある快適な空間へ築４０年にしてマンションの一室へと作り変えました。

【ご依頼内容】
・居室のバリアフリー化と快適な生活空間
・水回りの一新だがスタンダードで良い
・打ち合わせが進むうちに夢が膨らみ全面リノベーションへ
・リノベーションとしても費用をおさえたい
・「大正ロマンの香りがする宿」コンセプトに週末過ごす落ち着いた空間にしたい

【施工のポイント】
『　居室のバリアフリー化と快適な生活空間　』
土間コンクリートにクッション、和室には厚手の畳床の畳と全体的に床高さが異なる仕様でした。
梁も低く、床を上げ過ぎると頭が当たる為、南側２室とLDKの高さを合わせる。
水回りは床高さが配管の影響で高くする必要があった。
洗面とトイレの床高さも異なっていたが合わす。
床に東農ひのきのフローリングを用いて上げ床に断熱を施工。
少しでも快適な住空間になる様に計画しました。

『　水回りの一新だがスタンダードで良い　』
コストの上がりやすい水回り、断熱浴槽等の設備は設けて快適性は重視する。
キッチンが奥まった部屋にあったが、隣の洋室と一緒にして広げる。
対面キッチンにする事でリビングと会話のできる間取りに変更する。

『　打ち合わせが進むうちに夢が膨らみ全面リノベーションへ　』
当初は簡単なリフォームという事だったが、
キッチンの仕様が大きく変更された事で夢が膨らむ。
バリアフリー、障子の開放等、大きな間取り変更に切り替わり、
高級旅館の様な住まい造りへと舵取りが変わっていった。
お孫さんが大学に通う時に仮住まいになるかもと
住まいへの考え方が変わっていった。

『　リノベーションとしても費用をおさえたい　』
リノベーションをするにしても築４０年のマンション
費用は出来る限り抑えたいというご要望でした。
シンプルな所はシンプルに。
こだわるところはこだわる。
割りきりと優先順位で住まいの形が見えてきました。

『大正ロマンの香りがする宿をコンセプトに週末過ごす落ち着いた空間にしたい』
東農ひのきのフローリング・障子・襖紙・テレビ台のひのきのカウンター
かえでの変木柱を使った違い棚風リビングボード
大正ロマンの香りを演出する素材が集まり、桧の香りでリラックスできる空間に変わりました。
襖や戸襖に和紙を利用。季節に合わせて空間を演出するために戸襖の両面に桜と紅葉を貼りました。季節毎に戸襖を回転させる事でリビング空間を演出できる工夫を施しました。