リフォームは住みながらでもできる?メリット・デメリット、進め方を合わせて解説

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リフォームは住みながらでもできる?メリット・デメリット、進め方を合わせて解説

2022年12月5日掲載

引っ越し不要で仮住まいの家賃もかからない「住みながらのリフォーム」。
家の不具合箇所をなるべく少ない労力でリフォームしたい場合、身近な選択肢として思い浮かべる方も多いでしょう。
そこでこの記事では、住みながらリフォームをする際の進め方や対象箇所、見積もり時のチェックポイントなどを解説します。
在宅リフォームをスムーズに進めるコツもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

リフォームは住みながらでもできる!住みながら可能なリフォーム箇所とは

リフォームには住みながらでも可能な「部位別のリフォーム」と、住みながらでは難しい「家全体のリフォーム」の2通りがあります。
部分リフォームと家全体のリフォームのそれぞれで、適切な場合を見ていきましょう。

「部位別のリフォーム」は住みながらでもリフォーム可能

トイレや浴室など不具合箇所を部分的に手直しする「部位別のリフォーム」なら住みながらリフォームを進めることも可能です。
「部位別のリフォーム」には、以下のようなリフォーム内容が挙げられます。

  • キッチンのリフォーム
  • 浴室のリフォーム
  • 洗面所や洗面台のリフォーム
  • トイレのリフォーム
  • 給湯器の交換

トイレの便器のみを交換するようなリフォームであれば、1日程度で工事が完了となる場合もあり、部位別のリフォームは比較的短い工期で可能なケースも多くあります。
工事期間中は水回りなどリフォームしている箇所が使えなくなりますが、工夫次第では普段通りの生活に近い状態で過ごすこともできます。
このように部分的に設備を入れ替えるリフォームの場合は、住みながらリフォームを行うことが多くなっています。

「家全体のリフォーム」は住みながらのリフォームは難しい

家全体のリフォームとはつまり、間取りの変更を伴うような大規模リフォーム(フルリフォーム)のことです。
リフォームとニュアンスはやや異なりますが、リノベーションも住みながらの工事(リフォーム)では難しい包括的な改修を指すことが多いです。
在宅リフォームが困難といわれる「家全体のリフォーム」の具体例をまとめました。

  • 増築をはじめ間取りを大幅に変える場合
  • 壁や床材、内装材を全て張り替える場合
  • 排水管、水道管など設備を交換する場合

上記のような大規模リフォームでは、工事中の生活場所の確保ができない、水回りが長期間にわたって使えないなどの理由から、一時的な引っ越しが必要になるケースが多いです。

住みながらリフォームをするメリット

引っ越し代がかからない、仮住まいの費用が不要など、住みながらのリフォームには費用的・労力的メリットをはじめさまざまな魅力があります。
まずは、在宅リフォームのメリットを見ていきましょう。

引っ越し代がかからない

引っ越しが不要であることは、住みながらリフォームをする最大のメリットと言えるでしょう。
3~4人家族の15km圏内における引っ越し費用の相場は7~10万円前後とされています。
住みながらリフォームできれば、往復分の引っ越し費用の約15万円以上が節約できる計算です。
費用面以外にも荷造りの手間が省けたり、生活面への影響が少なかったりと、日常生活への負担を最小限に抑えられるメリットもあります。
住みながらのリフォームには、引っ越しにかかる費用や手間が少なくて済むという大きな強みがあることを知っておきましょう。

仮住まいの家賃が不要

かなりの出費となる仮住まいの家賃が不要であることも大きなメリットです。
仮住まいにはいくつか種類がありますが、数か月程度の短期契約の場合は「ウィークリー(またはマンスリー)マンション」が現実的な選択肢となります。
部屋の広さやお住まいの地域によって当然、大きな違いはありますが、1ヶ月契約した場合、10万円以上(光熱費・管理費込み)は家賃がかかる覚悟は必要です。
住みながらのリフォームなら、仮住まいのための費用を節約でき、その分リフォームで新しくする設備のグレードをアップすることもできるかもしれません。

使い勝手に関することを、その場でタイムリーに希望を伝えられる

工事の様子を随時見られるので、工事監理をされているスタッフ・職人さんにその場でタイムリーに自分の希望を伝えることができます。
基本的なリフォームプラン・仕様は発注前にしっかりとした打ち合わせで決める必要があるので、むやみにそれを変更することをお願いすることは厳禁です。工事途中の変更は、竣工後の不具合の発生や、想定しない工事費の増加といったことも懸念されます。
ただし、たとえばコンセントをつける位置や、照明スイッチを取り付ける高さなど使い勝手を左右する箇所に対し、事業者さん側で現場での微調整をお願いできる範囲であれば、リフォーム満足度が高くなるでしょう。
理想の完成イメージにグッと近づけられるのも、在宅リフォームならではのメリットです。

住みながらリフォームをするデメリット

引っ越しが不要であり、費用も労力も抑えられる住みながらのリフォームですが、デメリットがないわけではありません。
騒音とホコリ問題、日常生活が送りにくくなるなど在宅リフォームならではのデメリットを解説します。
対処法もあわせてお伝えするので、住みながらのリフォームを検討する際の参考にしてください。

騒音やホコリがストレスになるケースもある

工事中はどうしても騒音やホコリが生じるため、人によってはこれらが大きなストレスになる可能性もあります。
以下のような例に当てはまる方は、工事時間帯は外出するようにするなど生活リズムを工夫した方がいいかもしれません。
  • 受験勉強中の方
  • 鼻炎やぜんそくなどアレルギーのある方
  • 工事音に耐えられない方

また、工事時間中に家にいる場合でもマスクをしてホコリを吸い込まないようにする、耳栓をするなどストレスを軽減する工夫も検討しましょう。

工事期間中はこれまでの日常生活が送りにくい

リフォーム工事中はいつも通りに食事をしたり、トイレなど水回りを使用したりすることが難しくなります。
たとえばキッチンの工事中なら、外食を増やしたり、お弁当などを購入して食べたりするなど工夫が必要です。
トイレに関しても、近隣の公共施設のものを極めて一時的に利用させてもらうことになるかもしれません。
部分的なリフォームだとしても、リフォーム中は普段通りに過ごすのは難しいことを知っておきましょう。

住みながらリフォームをする際のチェックポイント

リフォーム計画をスムーズに進めるために知っておきたい、住みながらリフォームをする際のチェックポイントを解説します。

現地調査~見積もりの段階で住みながらリフォームできるかどうか確認する

現地の採寸や調査を行なう「現地調査」~見積もりの段階で、住みながらのリフォームが自分たち家族にとって可能かどうかを見極めることが大切です。
リフォーム箇所から普段の生活を思い浮かべ、困難はないか確認しましょう。
限られた期間とはいえ、生活が不便になることは確実です。家族一丸となって対処できるか、話し合っておくことが大切です。

リフォームの工程と生活への影響度合いを確認する

工事期間は短くしたいものですが、住みながらのリフォームの場合、工夫次第で生活できるような、無理のない工程になっているのか確認することも大切なポイントです。
リフォーム中、なるべく普段通りの生活が送れるよう、水回りが使えない期間など生活への影響度合いをしっかり確認しましょう。

【場所別】リフォーム工期と工事中の対処法

リフォーム工期の目安と工事中の対処法を場所別にまとめました。

  • トイレ(数時間~1日)
  • キッチン(3~7日)
  • 洗面所(1~3日)
  • 浴室(2~4日)
  • リビング(2~4日)

トイレは便器だけの交換なら数時間程度で終わることが多いです。
キッチンのリフォーム中は、紙皿やカセットコンロを利用するなどして炊事の負担を減らしましょう。
浴室の場合は、近所の公衆浴場を利用したり、実家近くにお住まいの方はお風呂を借りたりすることをおすすめします。
工程表と照らし合わせて、リフォーム中の生活をイメージしておきましょう。

住みながらのリフォームをスムーズに進めるコツ

住みながらのリフォームをスムーズに進めるコツをご紹介します。ポイントを押さえてリフォームを成功させましょう。

リフォーム中の生活をあらかじめ予測し準備をしておく

工程表からリフォーム中の生活をあらかじめイメージしておくことも大切です。
紙コップや紙皿など、あると便利なもの、水が使えない時間などを把握しておくと慌てる心配はありません。
リフォーム中に困ることのないように、全体のスケジュールをしっかりと確認し、把握しておきましょう。

季節を考慮する

工事中は人も多く出入りするため室温が安定しないこともあるでしょう。冷暖房が必須の時期は避けたほうがいいかもしれません。また、工事によっては、配線を触る可能性もありますので電気器具が使えないこともあります。
荷物移動は暑い時期を避けたほうが負担は軽いので、これらを考慮すると、リフォームする時期は春や秋がおすすめです。

不要なものは処分しておく

不要なものは事前に処分しておくこともコツの一つです。
住みながらとはいえ、リフォーム中は荷物の移動と保管が必要になるケースもあります。
現在使っていないものや不要なものを処分してスッキリさせておくことで、工事や工事中の生活がスムーズに進みます。

まとめ

リフォームを検討する際、住みながらできるのか、一時的とはいえ引越しをする必要があるのかは大きな問題です。住みながらのリフォームは、引越しにかかる費用や手間の削減ができ、大きな魅力がありますが、リフォーム中の騒音やほこりなどどうしても生活に不便が生じてしまいます。
快適な住まいにするための期間が家族にとって、大きなストレスになってしまわないようにすることが重要です。
まずは、リフォーム会社に相談し、住みながらのリフォーム期間中の生活をイメージできる事例を紹介してもらいながら計画していくことをおすすめします。

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