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更新日:2024年12月24日

お風呂の窓断熱で冬場の寒さ対策!ヒートショック対策にもおすすめ NEW

掲載日:2023年12月1日

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冬の浴室は寒くて、入浴するのが億劫になることはありませんか?

私も同じ悩みを抱えていました。寒い季節に浴室に入ると寒さで体が震え、ヒートショックのリスクまでが頭をよぎりました。しかし、一つの決断で状況は一変するかも・・・。それは、「浴室の窓を交換する」ことです。

リフォーム後、浴室に入った最初の感想は「寒くない!!」・・・・と期待して、その方法を少し調べてみました。

お風呂に入った時の寒さは嘘のようになくなり、快適に過ごせるように。そして、ヒートショックの不安も解消できるといいですよね。

そこで、この記事ではお風呂の窓の交換をはじめとした複層ガラス、Low-Eガラス、内窓など、効果的な断熱方法を詳しく解説。ヒートショック対策にも有効です。

お風呂の窓の断熱方法

窓ガラスの断熱対策には、主に以下の4つの方法があります。
それぞれ特徴が異なりますので、ご自身の環境に合うよう、検討する際にはポイントを押さえておきましょう。

複層ガラスへの交換

複層ガラスは、2枚のガラスの間に空気層が入っており、この空気層が熱伝導(熱の移動)を防ぐ役割を果たします。その結果、単板(1枚)ガラスに比べて優れた断熱性能を発揮します。また、結露の減少にも効果があります。

Low-Eガラスへの交換

Low-E(ロウイー)ガラスは、ガラス表面に特殊なコーティングを施したもので、このコーティングによってガラスの断熱性能を向上させます。さらに、紫外線をカットする特性があり、家具や浴室内の色あせを防ぎます。

内窓の設置

内窓の設置は、既存の窓に追加で窓を取り付けて窓を二重にする方法です。
1時間ほどの工事で、費用も基本的に窓ガラスの交換より抑えることができるのもメリットです。
プラスチックや樹脂製の内窓を選ぶことで、さらに断熱効果を高めることができます。

断熱シートやカーテンの使用

断熱シートやカーテンは、手軽で費用対効果の高い断熱方法です。窓ガラスに貼ったり、カーテンとして取り付けたりすることで、簡単に断熱効果を得ることができます。特に予算に制約のある方や、自分で作業したい方に適しています。これらの方法は、お風呂の窓の寒さ対策として選択肢の一つです。
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断熱性能はどっち?複層ガラスとLow-Eガラスの比較

お風呂の窓の断熱対策としてよく選択される単板ガラスからの複層ガラスへの交換、またはLow-Eガラスへの交換は、どちらも窓の断熱性能を大幅にアップできる方法です。しかし、それぞれの特徴やメリット・デメリットが異なるため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

■複層ガラスへの交換
        メリット             デメリット
     
       
  • ・断熱性能が高い
  •        
  • ・結露しにくい
  •        
  • ・騒音を軽減する
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  • ・一般的にはLow-eガラスより安価
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  • ・窓のサイズによっては交換できない場合がある
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    ■Low-Eガラスへの交換
            メリット                     デメリット
         
           
  • ・断熱性能、遮熱性能が高い
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  • ・結露しにくい
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  • ・紫外線をカットできる      
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  • ・複層ガラスに比べて高価なケースが多い

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  • ・窓のサイズによっては交換できない場合がある

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  • ・ガラスに少し色味がある場合がある
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    複層ガラスとLow-Eガラス…、結局どちらを選ぶと良いのでしょうか。

    どちらを選ぶかは、断熱性能の重要度と予算によって異なります。Low-eガラスは断熱性と遮熱性が高く、特に寒冷地に住んでいる方や断熱性能を重視する方におすすめです。

    手軽に断熱したい場合は、断熱シートやカーテンの使用、次に紹介するサッシの断熱対策が選択肢として考えられます。窓ガラスやサッシの交換は専門業者に依頼する必要があるため、手軽な方法と比べて手間や費用がかかります。しかし、窓の交換には断熱性能向上とデザインのカスタマイズが含まれているため、メリットも大きいです。
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    お風呂の窓サッシの断熱対策

    窓ガラスの交換だけでなく、サッシによる断熱対策も方法の一つです。
    サッシの断熱対策は、窓の周りに隙間を作らず、冷気の侵入を防ぐことを目的とします。

    樹脂サッシへの交換

    ガラスの周りの「枠」が樹脂製である「樹脂サッシ」は、アルミサッシや木製サッシに比べて熱を伝えにくいため、断熱性能が高いです。これにより、浴室内の温度を一定に保ち、快適なバスタイムを楽しむことができます。

    サッシの隙間埋め

    古い戸建住宅の場合、サッシと壁や床の間にかすかな隙間ができていることもあります。隙間があると、冷気が入り込んでしまいます。隙間テープやシーリング剤を使用して、隙間を埋めることで断熱効果を高めることができます。

    その他のお風呂の寒さ対策

    窓の断熱や交換以外にも、お風呂の寒さ対策にはさまざまな方法があります。以下にいくつかの方法を紹介します。

    カーテンやブラインドを活用する

    カーテンやブラインドは、窓からの冷気を遮断する効果があり、窓周りの断熱に役立ちます。

    浴室暖房機能を使用する

    最近のユニットバスには、浴室暖房機能を設けているものも多いようですね。バスルームを一時的に暖めることができ、バスタイムを快適に過ごすのに役立ちます。

    お風呂の断熱の3つのメリット

    お風呂の窓や窓ガラスの断熱対策には多くのメリットがあります。これらのメリットは、快適なバスタイムだけでなく、健康にも大きな影響を与え、さらには光熱費の節約にもつながります。

    1.快適さとリラックス

    適切な断熱対策を施すことで、バスルーム内の温度が一定に保たれ、バスタイムがより快適になります。快適な温度環境で入浴することは、ストレスを軽減し、リラックス効果を高め、心身の健康に寄与します。

    2.健康への投資

    寒冷地域では、冷たいバスルームで入浴することは体温の急激な低下を招き、心臓への負担を増加させる可能性があります。この状態はヒートショックのリスクを増加させ、健康に悪影響を及ぼすことがあります。断熱対策はこの負担を軽減し、健康をサポートします。また、バスタイムがストレスなく快適であることは、質の高い睡眠を促進し、健康的な生活をサポートします。

    3.光熱費の節約

    断熱対策をすることで、お湯の温度が下がりにくくなり、お湯を沸かす回数や量を減らすことができます。また、断熱により室内の熱が逃げにくくなるため、暖房費の節約にもつながります。



    断熱対策は、快適なバスタイムだけでなく、健康への投資としても大いに価値があります。バスタイムがストレスなく楽しいものであれば、心と体は健康で幸福な状態を保つことができます。ヒートショックなどのリスクを軽減し、冷たさからくる健康への懸念を解消するのに役立つでしょう。

    お風呂の窓の寒さ対策のリフォーム事例

    お風呂の窓の寒さ対策のリフォーム事例を「リフォーム評価ナビ」からご紹介します。
    ※以下の参考事例は「リフォーム評価ナビ」登録事業者の施工事例です。
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    参考事例

    鋳物ホーロー浴槽あったかお風呂|株式会社リホーム熊本 のリフォーム事例

    前のお風呂では、内窓にしてても少し冷気を感じており、寒さ対策がポイントでした。
    外窓が単板ガラスのままでしたので、ペアガラスに取替えしました。全然寒さを感じなくなり驚いていますとのことでした。
    (ペアガラスは複層ガラスの一種です)

    株式会社リフォーム熊本のリフォーム事例詳細はこちら>>

    まとめ

    寒い冬でも快適なバスタイムを過ごすために、お風呂の窓の断熱対策がおすすめです。

    断熱性能を重視するなら、リフォーム会社に依頼して複層ガラスやLow-Eガラスへの交換、内窓の設置を検討しましょう。費用を抑えたい場合は、断熱シートやカーテンの使用、サッシの隙間埋めが手軽な選択肢です。

    リフォーム会社に依頼する際には、複数の会社から見積もりを取り、慎重に検討しましょう。快適な冬のお風呂タイムを楽しむために、寒さ対策を実施しましょう。
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    ◆執筆者
    一般財団法人住まいづくりナビセンター リフォーム評価ナビ 事務局K

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