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更新日:2024年12月24日

点検やメンテナンスは怠らずに NEW

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家は新築時が最もきれいで、そのあとは劣化するだけとよくいわれます。屋根や外壁は雨風にさらされますし、窓やドアなども少しずつ劣化していくもの。
キッチンやバスルームなどの設備機器も部品の交換が必要になるばかりでなく、本体を替えなければならない時期もやってきます。いつまでも快適に使っていくには日々の点検やメンテナンスが重要。

わが家のメンテナンスのスケジュールを作って、いつまでも快適に使えるように、計画的に実施しましょう。

リフォーム前には住宅診断を

写真:リフォーム前には住宅診断を
今、中古住宅の売買においてホームインスペクション(住宅診断)が注目されています。
主に、中古住宅の購入者が建物の価値を見極めるために、建物の劣化やひび割れなどの不具合の有無を調べることに利用しています。ホームインスペクションを行わないまま購入すると、入居後に思わぬ補修やリフォームなどに莫大な費用が必要になることがないとはいえません。

また、ホームインスペクションは、単に中古住宅の売買時の活用だけでなく、リフォームを行う前に建物の状況をしっかりと把握するためにも用いられています。特に重要なのが地震に強い建物かを診断する耐震診断。地震に弱い建物では耐震性能を高める耐震化リフォームを行わなければなりません。

ホームインスペクションは、第三者の専門家が目視検査を主体に診断します。図面がなくても診断できますが、図面があればより正確な診断をすることが可能です。耐震性も含め、総合的な住宅性能を診断します。住宅診断で雨もりやシロアリ、建物の傾きなどが見つかった場合は構造的にも問題があり、耐震性能が落ちていることが考えられます。耐震診断の評点が1.0以下の場合には、地震時に倒壊する危険が高まります。

また、お住まいの地方自治体の中には、ホームインスペクションによる耐震診断の費用に補助金を設けているところもあるので、一度調べてみるといいでしょう。

メンテナンス周期の目安

いつも快適な住まいにしていくためには、メンテナンスを定期的に行っていくことが大切です。そこで主な点検とメンテナンスの周期の目安をご紹介します。
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※引用/リフォネット「修繕と点検」https://www.refonet.jp/csm/process/begin_1.html

リフォーム瑕疵保険に加入すれば安心

写真:リフォーム瑕疵保険に加入すれば安心
リフォームで心配なことの1つが、もしリフォーム完了後に不具合が見つかったら補償をしてもらえるのか、ということ。
そんな不安を解消し、リフォーム業者にきちんと不具合を補修させるために、国土交通省主導で設けられたのが「リフォーム瑕疵(かし)保険」です。瑕疵とは、傷や欠点のことで、万が一、工事完了後にその工事を行ったリフォーム業者が倒産していても補修費用などを保険金として受け取ることができます。この制度を利用することで、消費者は安心してリフォームを行うことが可能です。

リフォーム瑕疵保険を利用したい場合は、契約前にリフォーム業者に伝えましょう。リフォーム瑕疵保険は、どの保険会社でも契約できるわけではなく、国土交通省が指定した住宅瑕疵担保責任保険法人5社(住宅あんしん保証、住宅保証機構、日本住宅保証検査機構、ハウスGメン、ハウスプラス住宅保証)になります。
保険を利用するためにはリフォーム業者はあらかじめこれらの保険法人に登録している必要があります。リフォームを依頼する予定の会社が保険法人に登録しているかは、「住宅瑕疵担保責任保険協会」のホームページで検索することができます。
リフォーム会社は保険会社と工事着工前に契約し、保険会社から派遣された建築士が現場に出向いて検査を行います。完成後に瑕疵が見つかった場合には、補修費用が保険会社からリフォーム会社に支払われ、無料で補修をしてもらうことができます。仮住居に移転をしなければならないときは、引っ越し代を含めて負担してもらえます。
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*全国の登録事業者が表示されますので、お住まいのエリアに絞って検索ください。

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