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更新日:2024年12月24日

快適な最新ユニットバスとは?浴槽自動洗浄機能も!? NEW

初登場から半世紀、ユニットバスも大きく進化しています。ゆったりとくつろげる浴槽の形状の工夫、壁パネルのデザインや照明も多彩になり、保温性能や断熱性能も大きく向上しました。汚れにくさ、掃除のしやすさにも工夫があります。高い性能と快適性、メンテナンスのしやすさなど、ユニットバスには多くの魅力があり、リフォームにはおすすめです。最近は高齢者と同居する住まいも多くなっており、浴室には快適性だけでなく高い安全性も求められます。その点でも、手すりの設置など、ユニットバスはバリアフリーへの配慮も行き届き、安心して採用できるものといえます。

肩湯、半身浴、ミストサウナまで楽しめる

写真:肩湯、半身浴、ミストサウナまで楽しめる
より快適に入浴が楽しめるよう、浴槽の工夫が進んでいます。例えば、最近登場した「肩湯」浴槽。ゆっくりと寝そべった姿勢の肩のところに、循環したお湯が注がれるようになっています。肩や首のまわりにお湯を掛けて暖めるというスタイル。温泉に出かけたような気分になります。他にも、お湯の中に霧より細かいミクロン単位の泡を発生させてしっかり体を温めるものも登場しています。

浴槽内部の形状を工夫し、腰かけることができるようにして半身浴が楽しめるもの、ゆっくりと寝そべって頭を置くようにできるものなど、他にもさまざまな工夫が凝らされています。さらに浴室の天井から、ミストが注がれ「ミストサウナ」として楽しめるタイプもあります。これまで自宅での入浴といえば「お湯に浸かる、体を洗う」ということでしかありませんでした。それを、今までにはないいろいろなスタイルで楽しむ工夫が、ユニットバスに装備されるようになってきています。

デザインも照明も進化

写真:デザインも照明も進化
登場した当初は湿気に対する配慮から浴室では使えなかったLEDですが、今では技術の進歩で心配なく使えるようになりました。それによって、浴室の照明もさまざまな工夫が楽しめるものになりました。調光・調色が自由にできるタイプもあり、白熱灯の明かりに近いオレンジ色の光にして、より大きなくつろぎを楽しむことができます。朝のシャワーは爽やかな白色系の明かりで、夜の就寝前の入浴は暖か味のある光でと、一灯の照明器具で何通りもの明かりを使い分けることができます。また、間接照明で天井を照らし、ゆったりした雰囲気をつくるタイプもあります。

壁パネルのデザインもバリエーションが豊かになりました。浴室の壁といえば、従来は白か明るいパステル系の色がほとんどでしたが、現在では、木調のものや、濃い色のタイルや天然石調のものも登場しています。天井をカーブさせたドーム形状の浴室もあり好みに合わせてデザインが楽しめます。LDKなどとインテリアデザインの雰囲気を揃えるといったことも可能です。

また、壁にテレビを組み込んだり、スピーカーを天井に取り付けて、浴室で過ごす時間を楽しむリフォームも進んでいます。

浴槽を自動洗浄してくれるものも

写真:浴槽を自動洗浄してくれるものも
さまざまな楽しみが増えた浴室ですが、掃除を欠かすことはできません。浴槽の中などは、腰を曲げての作業で「面倒だな」と思う人も多いはず。

しかし、掃除のしやすさにもいろいろな工夫が施されています。その筆頭は、浴槽の自動洗浄。リモコンのボタン一つで清掃がスタート。機械が自動で洗剤を撒き、強い水流で洗い、すすいでくれます。もちろんその後のお湯張りも全自動。忙しい毎日で、帰宅後の時間も惜しいという人には、うれしい機能ではないでしょうか。

他にも、スムーズに排水し、水滴が残らない床の素材や形状の工夫、掃除によるキズが付きにくい材質の浴槽、排水時の水流を渦巻きにして、ゴミや毛髪などを捨てやすくした排水口、汚れの溜まりやすい「隙間」や「凹凸」をなくしたドア、きれいな状態を長く保つ鏡など、浴室の清掃に配慮した工夫が進んでいます。
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